【2023年度最新】メディアソースを同一シーンに3つ以上入れると、OBSの負荷が爆発的に上がります【OBS初心者向け使い方講座】


皆さんおはようございます、ひとみマンです。

本日も無料のライブ配信ソフト、OBSの使い方の説明をしていきたいと思います。

本日はメディアソースとパソコンのCPU負荷についてお話をしていきたいと思います。

【2023年度最新】メディアソースを同一シーンに3つ以上入れると、OBSの負荷が爆発的に上がります【OBS初心者向け使い方講座】

先週ぐらいかな、Twitterで「こういう風にするとものすごいCPU使用率が下がりますよ、OBSのCPU使用率が下がります」というツイートを見かけました。

その内容が複数シーンで同じメディアソースや画像を使い回す時に、新規追加から追加しちゃってませんか?

新規追加から同じソースを参照しちゃうとものすごい負荷が大きくなるので、同じソースを複数のシーンで使い回す時は新規追加からやるんじゃなくて、「既存を追加」っていうところから追加しましょう。

また、同じものを複製して名前を変えてあげましょうという方法が書かれていました。

しかし、私が自分のパソコンで検証してみたところ、その事象が確認できなかったんです。

複数のシーンで同一のメディアソースを使い回しても、タスクマネージャー上のCPU使用率が全然高くならなかったんです。

それでも、別々のシーンで新規追加からメディアソースを追加するという場合と、コピーして持ってくるという場合と、既存を追加するという場合、そして名前を変更するといったいろいろなパターンを試しましたが、全部変わらなかったんです。

ただ、そのツイートの中では「これによってすごい軽くなりました」というのがあったので、

これも一つのOBSが重くなる原因や、パソコン環境によっては1つの原因なのかなという風に思いました。

そして、OBSが重くなる原因を見つけたので発表していきたいと思います。

私が発見したOBSが重くなる原因は、1つのシーンで3つ以上のメディアソースを使用すると、CPU使用率が跳ね上がるという事象です。

例えば、メディアソース1個だけ起動した場合はだいたい負荷が3%弱ぐらいで、2つ目のメディアソースを再生した時に5%弱ぐらいになります。

しかし、3つ目のメディアソースを再生すると、突然CPU使用率が20%以上に跳ね上がります。

これはOBSのバージョンや、パソコンのスペック、そして各メディアソースの解像度やフレームレートによっても変わるかもしれませんが、少なくとも私のパソコン環境ではこのような現象が確認できました。

この現象を軽減する方法として、以下のような方法が考えられます。

  1. メディアソースの解像度を下げる: メディアソースの解像度が高いと、その分デコードや再生にCPUが負荷をかけることがあります。解像度を下げることで、CPU負荷を軽減することができます。
  2. フレームレートを下げる: 同様に、フレームレートもCPU負荷に影響を与えます。特に必要のない場合は、フレームレートを下げることで負荷を軽減することができます。
  3. 他のソースを利用する: メディアソース以外にも、画像ソースやウィンドウキャプチャなど、他のソースを利用することでCPU負荷を分散させることができます。ただし、これらのソースにもそれぞれに負荷がかかりますので、状況に応じて適切なソースを選ぶことが重要です。
  4. ハードウェアアクセラレーションを有効にする: OBSには、グラフィックスカードを利用してデコードや再生を行うハードウェアアクセラレーション機能があります。これを有効にすることで、CPU負荷を軽減することができます。

いずれにしても、OBSでの配信や録画において、CPU負荷を適切に管理することが重要です。

状況に応じて、上記の方法を試してみて、最適な設定を見つけていただければと思います。

それでは、今日はこの辺で終わりたいと思います。また次回お会いしましょう。

【2023年度最新】メディアソースを同一シーンに3つ以上入れると、OBSの負荷が爆発的に上がります【OBS初心者向け使い方講座】

Regenerate response